15年の塾講師経験で培った論理的思考力と説明力を駆使してHUNTER×HUNTERのクロロVSヒソカ戦の考察記事を本気で書いてみた

15年塾講師のこのはらです!

僕は中学時代からハンターハンターが大好きなのですが、最近その熱がまたさらに加速しまして、この度、あまりにも好きすぎるので人生初の考察記事を書いてみようと思います!

せっかくなので15年の塾講師経験で培った論理的思考力と説明力をフル活用したいと思います!w

この度、コミックス持ってるのにもかかわらず、いくつか写真を使いたかったため、この考察記事のためだけにKindleのカラー版34巻を購入しました!w

まず、ヒソカ VS クロロ戦に関しては大きく分けて2つの説があります。

・タイマン説
・共闘説(ヒソカ VS 団長+旅団員3人)

何も考えずに素直に読んでいくとタイマン説になるのですが、勝手にあれこれ想像し、作者である冨樫先生がこれだけで終わるはずがないと裏を読んだ人は共闘説が浮かんできます。

共闘説?なんのこっちゃという人はこちらをどうぞ。

簡単に説明しておくと、シャルナーク、コルトピ、マチの3人がクロロに全面協力し、4人で共闘していたという説です。

この作品、いや、冨樫先生のすごいところは、読者の読み方によってこのどちらとも取れる描き方をしているという点です!

いや、ほんと、マジでこの人天才やで!

なので、細かく読み返せば読み返すほど、タイマン説と共闘説で何度も心が揺れ動くことになります。

僕自身も、最初は素直にタイマン説。裏を読んで共闘説、でもやっぱりタイマン、いや、でもここの描写だと共闘説…

という数多の紆余曲折を繰り返し、ようやく今の結論に達しました。

わたくしの2020年6月現在の結論は、タイマン説です!

 

僕がタイマン説を強く支持しているのは、これまでの団長の戦い方や性格から考えると、基本戦うときにはタイマンでやるというのが団長の美学だと考えているからです。

クロロは、今回のヒソカ戦のための手札として、シャルナークとコルトピの能力を「盗賊の極意(スキルハンター)」で盗みました(借りました)が、試合中に2人に何かを手伝ってもらったりはしていないと考えています。

さらに詳しく考察していく上で、是非とも語っておきたい内容はこちら。

・なぜクロロは最初にわざわざ自分の能力の説明をしたのか
・いつの間にか消えていたシャルナークのアンテナ
・予想外に多いコピー人形
・電話によるコピー人形操作
・何故、クロロはヒソカに止めを刺さなかったのか
・マチから「今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」と言われた後の間
・試合後に、マチ、シャルナーク、コルトピがいた理由

なぜクロロは最初にわざわざ自分の能力の説明をしたのか

これこそ、団長の戦いや生き方における美学を象徴した箇所だと思います。

「 後出しはしない。晒したカードで戦うよ。

ただの殺し合い(ゲーム)だからこそ闘い方(スタイル)は大事だろう?

勝敗なんかよりはるかにな 」

と自分で言っていますし、

 

コミックス36巻のNo.377 「画策」において、船の中にいるはずのヒソカを見つけ出すためにまず旅団全員で集まった場面があり、その後、解散する直前に、

「 情報(カード)は出し合った。あとは自由だ 」

と団員全員に述べています。

ここのセリフからも事前に情報を出すことを善としていることがうかがえます。

いつの間にか消えていたシャルナークのアンテナ

共闘説では、マチが念糸によりアンテナを回収し、クロロに戻したいうのが有力ですが、

「釣り糸でも結んでおいて引き寄せたか」というヒソカのセリフはマチを連想させて共闘説だと読者に思わせるためのミスリードだと考えています。

団長ほどの実力者であれば、いくらでもアンテナを回収する術を持っているというのがわたくしの主張です。

予想外に多いコピー人形

共闘説では、コルトピに能力を返却後、コルトピがコピー人形を量産していたとなっています。

仮に「盗賊の極意(スキルハンター)」で奪った能力を持ち主に返せる設定であったとしても、試合中にコルトピに返却はしていないと考えます。

これは実際に、試合中に団長が「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」を使用していることからの判断です。

 

では、100〜200体のコピー人形は一体いつ、どのようにして用意したのでしょうか?

これは試合当日ではなく、試合の前日に、

コルトピが「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」でコピーをつくる
※コルトピーがコピーしたものは24時間以内であれば存在し続ける

番いの破壊者(サンアンドムーン)

人形に太陽の刻印を押す

栞で固定(本を閉じる)

人間の証明(オーダースタンプ)

「試合当日、観客席に座って観戦し、次の指示を待て」とでも指示を出す

能力解除
※刻印とオーダースタンプは死後強まる念によりプロテクトされ消滅しない

のようにしておけば、可能なのではないかと考えています。

試合中、実況の女の子からマイクを奪って「ヒソカを壊せ」と命令をしたときに一切に動き出した100〜200体のコピー人形はこのときに用意していたものではないでしょうか。

僕の仮説では、この100〜200体は事前に用意していたもので、試合開始直後の30〜50体と、最後の方の2階席からヒソカに向かって飛び込み自爆したコピー人形たちは試合中にクロロが用意したものです。

 

事前に用意したとして、試合を見にいく予定の観客(一般人)をどうやって見つけたのかという点に関しては、

フロアマスター戦は会員のみが観覧・視聴可能という設定であり、クロロはフロアマスターでもあることから、何かしらの方法で会員を探し出してコピー人形をつくることは可能であると考えます。

電話によるコピー人形の操作

共闘説では、シャルナークがクロロの指示を受けて「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」で操作していた(手入力で携帯を操作しているのはシャルナーク)となっています。

コルトピと同様、仮に「盗賊の極意(スキルハンター)」で奪った能力を持ち主に返せるという設定であったとしても、試合中にシャルナークへ返却はしていないと考えます。

これは、試合後にクロロとシャルナークが

クロロ「 ケータイどうする?アンテナないけど 」
シャル「 大丈夫。特に使う予定ないし 」
クロロ「 そうか。じゃあ、船で渡すよ。」
シャル「 オーケー 」

という電話のやりとりをしていることからも分かります。

 

また、「特に使う予定ないし」とシャルが返答していることから、

・今すぐ使うことはないけど、後々使うつもり

・「盗賊の極意(スキルハンター)」で奪った能力は返すこともできる

ということが推察されます。

 

また、もしも一度盗まれた能力を戻せないのであれば、ケータイを返すことの確認をクロロがわざわざする必要がありません。

この時点ではクロロが「携帯する他人の運命(ブラックボイス)」の能力を持っている証拠であり、試合中に返していなかったことを示唆しています。

このときの電話ではシャルにケータイを今すぐ返すかどうかの確認をしていたというわけです。

何故、クロロはヒソカに止めを刺さなかったのか

作中ではヒソカは死んだというのが前提で話が進んでいます。

ニュースのアナウンサー「対戦相手のヒソカ選手を含め、多数の死者が出た様ですが」

シャル「死因は肉の壁と爆発で酸欠になっての窒息死みたいだ」

マチ「オーラ!?馬鹿な。ヒソカは確実に死んでる!死んだ後に…」

というセリフなどからも、誰がどう見ても、ヒソカは死んでいると判断されていますよね。

実際、(一度は)死んでましたしね。笑

 

これに関しては、コミックスの中に描写はないのですが、クロロは自分でもヒソカの死を確認したはずです。

つまり、止めは刺しているのです。

マチから「今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」と言われた後の間

このセリフから、ヒソカが共闘を確信し、手段を選ばず旅団を全員殺していくことに決めたという流れに持っていくのは確かに非常にスムーズなのですが、タイマン説を主張する以上はこれを否定します。

では、

「 ま、これに懲りたら、今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね 」

というセリフの後のヒソカの間は一体なんだったでしょうか。

 

ヒソカは相手十分の条件であるとは当然分かっていた上で、クロロと闘っているわけですが、それでもやはり勝つ気は満々だったはずです。

しかし、試合後のマチの

「ま、これに懲りたら、今度からは戦う相手と場所はちゃんと選ぶことだね」

という発言を聞き

「お前じゃあ、戦う相手と場所を選ばない限りクロロに勝てるわけないでしょ。」という風に自分を嬲られたと感じ、殺意が湧いたのではと考えます。

 

自分でも分かっていることを他人から言われると、無性に腹が立ちませんか?

例えば、テストの結果が悪く、今回は努力が足りなかったのが原因だと自覚しているのに、

「 テストで結果を出したいなら、もっと努力するようにすべきだね。 」

と言われたら、ムカつきませんか?

僕だったら、めっちゃムカつきます。w

だからこそ、ヒソカはマチに瞬時に殺意を抱き、かつ、相手十分の条件ではありますが実際にクロロに一度殺されたことで、クロロへの復讐を決意していたため、手段を問わず旅団全員を殺害すると決意したのでしょう。

そのために、まずは今回の敗戦の原因をつくったクロロの能力を削るためにコルトピとシャルナークを殺害したのだと思います。

つまり、あれはマチへの殺意と、旅団全員を殺すことを決めた間だったのだと考えます。

 

おそらく、まずは団員を片っ端から殺していき、最後の一人にしてからクロロを殺すつもりでしょう。

マチをその場で殺さなかった理由については、冨樫先生本人が34巻の巻末にて

「 ヒソカはあの場でマチを殺したがっていたのですが、僕が却下してしまいました。」

と述べています。

試合後に、マチ、シャルナーク、コルトピがいた理由

これもコミックスには描写がないので予測でしかありませんが、まず、試合後、クロロはすぐにヒソカの死を確認し、帰宅。

その後に、時間差でマチ、シャル、コルトピがヒソカの死体を確認しにきたと考えられます。

先ほどの電話の件からも分かる通り、試合後すぐにクロロとシャルが会っていたのであれば、その場で携帯を返していたはずですからね。

 

では、なぜこの3人が見にきたのか?

マチは団長に好意を抱いているため、ヒソカとの一戦を観に来ていたと考えられ、シャルとコルトピは団長に能力を貸していたこと、それをどのように使うのかを見たいという気持ちがあったこと、試合の日に時間も空いていた(ヒマだった)ことなどを理由にして試合を観にきていたのではないでしょうか。

また、ヒソカは元旅団ですので過去に多少の付き合いはあったでしょうから、試合後に死を確認するくらいのことは自然な流れであると思います。ウヴォーを売った裏切り者と考え恨んでいるなら、むしろ死を確認したいはずです。

試合後の控え室にこの3人以外の他の団員をあえて登場させなかったのは、共闘説を誘うためのミスリードだと考えています。

 

以上の理由により、ヒソカ VS クロロ戦はタイマンであったと考えます!

いやー、それにしても、

こうやって読者に書かれていない部分をあれこれ想像させ、しかも解釈は無限にできる余地がある。

この作品の奥深さには本当に驚嘆せざるを得ません。

 

新しい仮説を用意すれば、それこそ何回でも楽しめます。

まさに冨樫先生は天才以外の何物でもないと改めて確信。

もし、共闘説に変えたくなったら、また改めて考察記事を書きますね!w

34巻のヒソカ VS クロロ戦はそれこそ前情報なしに初めて読んだ方でもそこそこは楽しめると思うのですが、


HUNTER×HUNTER カラー版 34 Kindle版

このおもしろさをさらに深く理解するためには、やはりハンターハンターは最初からすべて読むことをオススメします!

HUNTER×HUNTER モノクロ 全巻セット Kindle版

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